この記事は、このような方向けに準備しています。
- こと座流星群のピークの時間帯(何時から空を見ていればいいのか)
- こと座流星群が見える方角(どちらの方角を見ればいいのか)
それでは、早速解説していきたいと思います。
【目次】
こと座流星群2019のピークが来る時間帯
- ピーク:2019年4月23日(月)9時頃
- 星が見られる時間帯:2019年4月23日(月)3時半~4時頃
なんということでしょう。
2019年のこと座流星群のピークがやってくる時間は朝という悲しき事実…
当たり前ですが、外が明るいと星を見ることはできませんよね。
つまり、なるべくピークに近いけど明るくならないギリギリの時間に空を見ることがポイントになります。
この時期の日の出時刻は5時前後ですが、4時半くらいになると外が薄明るくなってくるため、4時頃には観測を切り上げるのが良いでしょう!
日中は暖かいですが、明け方はまだまだ肌寒いので長時間はしんどいと思います。
こと座流星群2019が見える方角
どの方角でも見られるなんて…気前の良い流星群ですね!笑
ただ、だからと言ってテキトーにキョロキョロと空を見上げているのでは効率が良くありません。
ポイントは、
- 月を視界に入れないこと
- 夏の大三角形を目印にする
の2つです。
月を視界に入れない方が良い理由はしっくりきていますよね?
上でも触れていますが、明るいと星が見えにくくなるからです。
では、夏の大三角形を目印にするというのは…?
夏の大三角形を目印にするワケ
流星群には放射点という流れ星が現れるポイントがあり、こと座流星群の場合、それが夏の大三角形のすぐ近くにあるからです。

こちらの写真は、2019年4月23日深夜0時の天空の様子を図にしたもの。
本当は、放射点のすぐそばにあるベガを見つけるのがベストですが、空を実際に見ていると意外と難しいことが多いです。
であれば、ひときわ輝く星々による夏の大三角形の方が見つけやすいだろう!というのが僕の考えです。
西寄りの空を探せば見つけられると思うので、トライしてみてください!
どれくらいの流れ星が見れる?
ということは、10分間で1個…?
う~ん、何だかちょっと微妙かも?流星群という名前に負けている感がありますね!
しかし、朗報です!
日本では過去に、1時間で約90個の星が流れた記録もあり、突発的に流星数が増加することもあるようですよ!
koffee
【悲報】当日の観測条件は決してよくない
「えっ?さっきまでピークの日にちとか時間帯の話していたのに…?!」
そう思う方もいるでしょう笑
ピークにこだわらない方が良い理由を以下で説明しますね。
あ、先に結論を言ってしまうと、こと座流星群は毎年4月16日~25日にかけて出現すると言われているので、観測をするのは2019年4月24~25日にずらした方が良いかもしれません。
理由①月が明るすぎるため
まず、こだわらない方が良い理由その①が、2019年4月23日は月がかなり明るいということです。

こちらの月齢カレンダーを見るとよく分かりますが、4月19日の満月からわずか4日後なんですよ。
普段だったら月が明るいのは嬉しいことかもしれませんが、この日ばかりは勘弁してほしいものですね…
理由②天気が悪そう
2019年4月23日の東京の天気は、現在80%の雨予報…
前日くらいから曇り模様となりそうです。
これでは、満月はおろか、流星群観測なんてできたもんじゃありません!
自然現象×自然現象は、人間がどうにもできない要素が多すぎるのがたまにキズです…
もう一度要点を確認
少し長くなったのでまとめると、
- こと座流星群2019が最もよく観測できそうなのは2019年4月23日(月)明け方3時半~4時頃
- 夏の大三角形を目印にすると放射点が見つけやすい
- ピーク当日は天気が悪そうなので、日にちをズラした方がいいかも
2019年5月6日頃には、みずがめ座流星群が活動の極大を迎えるので、今回はあえて無理をしないのも一つの手かもしれませんよ!
僕は起きられたら、こと座流星群のために頑張ってみようと思います!笑
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