『第160階芥川賞』の選考会で、
上田岳弘さんの【ニムロッド】が見事に選ばれましたね!
話題となること間違い無しの同作品ですが
読むか・読まないか…
それを決めかねている方向けに、
- 口コミや感想
- あらすじ
の情報をまとめています!
早速、確認しちゃいましょう!
『ニムロッド』を読んだ人の口コミ・感想
芥川賞 簡易予想と感想
「平成くん、さようなら」★3.5
「戦場のレビヤタン」★4
「1R1分34秒」★5
「居た場所」★4.5
「ニムロッド」★4.5本命「1R1分34秒」、対抗馬で「居た場所」と「ニムロッド」か
個人的にはニムロッド好きだった— ばしこ (@wahoo910) 2019年1月16日
親切に点数制で採点している方ですね。
ここに挙げられている作品を読んだことがある方は、
相対的に見ることができるので参考になりそうです。
ニムロッドは個人的には傑作とまではいかないという感想で、ビットコイン、iPhone8、Slack、NAVERまとめなどあまりに身近すぎる単語が出まくるのでどうも鮮度が短いものであるように思う。人類が進化しすぎてやることがなくなってしまうやるせなさを描いているけれど、僕はむしろそれを望んでいる
— 特性のないりんご (@aomoriringo) 2019年1月16日
少々辛口ですが、
その理由が明確なので納得できますよね。
飛行機の日、という文字を見て、先日読んだ『ニムロッド』思い出す。途中、泣きそうになった。
文章の反復が馴染んだ頃に、突然、感情を激しく揺さぶられる。でも、どうしてそうなるのかは上手く言葉にできない。一見、実験的でありながら、すごく根源的な感覚に響いてくる小説だった。— 島本理生 (@rio_shimamoto) 2018年12月17日
個人的に『感情を揺さぶられる』
という表現には弱いんですよね…w
口コミを見る人にとっては、
キラーワード的な存在かもしれません。
ニムロッドは群像が販売された時に読んだけど、よく分からなかったから早く解説的なものを誰かに出して欲しい🙏
もう1回読み直そうかな〜。 https://t.co/WE3WbxMS78— 瑚春さん (@spring_cohaco) 2019年1月16日
少々、難解な内容であることが
予測できる感想ですね。
しばらくすれば考察記事を誰かが書いてくれると思うので
そちらを参考にするのも良いですよね!
(他力本願)
…と、こんなかんじで口コミ・感想が書かれていますが
まだまだその数は少ないように思えます。
内容が難解であること
が、その理由の一つとしてありそうですね。
ニムロッドのあらすじ
ニムロッドは、
ビットコインの採掘をしているという
主人公の視点から描かれている作品です。
まさに『現代』とも言える
iPhone、まとめサイトなどのワードも
数多く出てくるのが特徴ですね。
大まかなあらすじは以下の通り▼▼
第160回芥川賞候補作。
それでも君はまだ、人間でい続けることができるのか。
あらゆるものが情報化する不穏な社会をどう生きるか。
仮想通貨をネット空間で「採掘」する僕・中本哲史。
中絶と離婚のトラウマを抱えた外資系証券会社勤務の恋人・田久保紀子。
小説家への夢に挫折した同僚・ニムロッドこと荷室仁。
やがて僕たちは、個であることをやめ、全能になって世界に溶ける。
すべては取り換え可能であったという答えを残して。【出典】https://bookwalker.jp/series/189912/
主人公の他にも、
- 中絶・離婚という経験を抱えた恋人
- 小説家を諦めた同僚
が登場人物として、中心的に描かれています。
気になる人は一度読んでみることをオススメしますよ!
芥川賞受賞でさらに話題に?
今回の受賞は、
町屋良平さんの『1R1分34秒』との同時受賞で
非常に注目されていますよね。
芥川賞受賞は、
今後の大きな余波のきっかけともなりそうですね。
僕も一度、読んでみたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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それではまた!
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