テニスの試合開始前に行う儀式に『フィッチ』がありますよね。
試合を行うときはほぼ必ず行うフィッチですが、マナーや細かい手順を教わることってあまり無いですよね?
基本的に周りの人の見よう見まねという人がほとんどではないでしょうか。
改めて流れをじっくり確認してみたいと思ったので、
について、この記事でお伝えしていきます!
【目次】
フィッチのタイミングはいつが適切?
都道府県選手権くらいの試合になってくると規定も厳しいためルールも徹底されていますが、草トーナメントではゆる~く考えられていることが多いです。
そのため、フィッチを行うタイミングも人それぞれだな…と。
草トーナメントでは試合開始前にサーブ練習ができますが、フィッチのタイミングは
- サーブ練習前
- サーブ練習後
の2パターンに分かれています。
サーブ練習後の方がその日の調子が分かるので選びやすいのは分かりますが、本来は試合前にウォーミングアップを済ませておくのがマナーです。
草トーナメントでお咎めを受けることは無いと思いますが、正しいのはサーブ練習前に行うことなので、知識としては覚えておくようにしてくださいね。
フィッチの正しいやり方とポイント
ここからはフィッチをするにあたって、おさえておきたいポイントを
ラケットを回すのはどちらの選手でも良い
ラケットを回すのはどちらの選手でもOKです。
よく「格下の選手が回す」なんてことが言われたりしていますが、そんなルールはありませんので!
ラケットを回すときは相手側のコートで
明確なルールはありませんが、ネットを越して相手側のコートでラケットを回すのがマナーだと思います。
これは
表か裏かを選ぶのは「フィッチ」を言ってない側
フィッチを言っていない側のプレーヤーが『表』か『裏』かを選びます。
表・裏ではなく、できればテニス用語を使えるとカッコいいですよ!
- スムース
- アップ
- ラフ
- ダウン
ちなみに、スムース(アップ)orラフ(ダウン)の宣言は、相手がラケットを回し始める前に行うようにしてください。
「ラケットが倒れてから宣言しましたよね?」などの不毛なトラブルを避けるためにも必要なことですし、本来はコイントスで決める物を簡略化してるだけなので!
ちなみに…フィッチの語源は?
すでにピンと来ている人が多いと思いますが、whichは『どちら』なのかを聞く場合に使われる英語です。
それをそのまま使っているわけですね。
思いっきりカッコつけて使おう
テニスの試合前に使われる『フィッチ』の正しいやり方についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
何事も縮こまっているとカッコ悪いので、堂々とスマートにこなせるといいですね^^
テニスもうまそうに見えるので、相手へのプレッシャーにもなりますよ!
明日から早速実践してみましょう。
それではまた!
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