最近の日本テニス界は錦織圭選手、大坂なおみ選手を筆頭に全体的なレベルも底上げされており、世界とも渡り合えるようになってきています。
そんな状況もあり、テニスという競技に関心を持つ人が増えてきた気がしています。
そこで今回は、
について、必要な心得をまとめていきます。
これからテニスの観戦をする人の参考になれば嬉しいですし、そうでない人もこの記事を読んで少しでもテニスに関心を持っていただけたらと思います!
【目次】
大前提!試合の主役は選手
テニスだけではないと思いますが、試合の主役はネットを挟んで向かい合っている選手たちです。
「そんな事は分かってるわ!」と思われる人が多いでしょうが、いざ観戦してみると結構忘れてしまいがちなことなんですよ。
端的にいうと『選手の邪魔をしない』という考え方が試合観戦のマナーの基本となる、ということです。
テニス観戦のマナー!これだけはおさえておこう
ここからお伝えしていく内容は、よくよく考えてみれば当たり前のことかもしれません。
実際に選手目線に立つことで、なぜマナーとして大切なことなのかが分かると思うので、そこも交えて書いていきます。
ポイント中は大きな声・音を出さない
これはあくまでもラリーが続いている最中です。(ラリーが続いていることをポイント中と表現することもありますよ)
- 応援している選手に声援を送りたい…
- 今のショット、すごすぎてテンション上がった…!
そのような気持ちはよ〜く分かりますw
そんな時は、ポイント中はグッと我慢して、ラリーが途切れて次のポイントが始まるまでの間に思いっきり盛り上がってください!
テニスは相手のボールを打ったときの打球音で「どんなショットが来るのか?」を判断することも多いので、ポイント中は『音』に集中しています。
そこに試合以外の雑音が入れることは、選手のプレーの質を低下させることにもなりますし、集中力を欠かせてしまうことにもつながってきます。
声援や拍手はメリハリを持って行いましょうね!
席の移動は控える
選手はできる限り『相手』と『ボール』に集中していたいので、視界の中で動くものは少ないほど良いですよね!
したがって、席移動も含めてポイント中に動き回ることは控えた方が良いです。
移動するタイミングとして適切なのは、
- コートチェンジの間
- セット感
になります。
ポイント間は時間が短いため、移動には適さないと思います。
時間がない中、急いで移動するのは危険ですし他の観客の迷惑にもなりますので、余裕を持って動けるタイミングを待ちましょうね。
ため息をつかない
思い入れのある選手がいたり、試合が盛り上がってテンションが上ってくるとついやってしまいがちなのが「あーっ…!」というため息です。
選手達に対して期待があるからこそ、ため息が生まれるとは思いますが、実際にやられた側の選手には結構大きなダメージがあるんですよ。
テニスはメンタルが非常に大きく関わる競技なので、試合中の選手はポジティブなことをイメージしていることが多いです。
対して、ため息にはネガティブな感情やイメージがあるので、選手のメンタルに悪影響を及ぼしてしまいますし、時には怒りの感情につながってしまうことも…
そうなってしまうと、観客も選手も全然気持ちよくないですよね?
ため息ではなく、前向きで明るい声援を送るようにしましょうね。
フラッシュ撮影をしない
思い入れのある選手が目の前でプレーしている…そんな時に写真を取りたくなる気持ちはよく分かります!
ただ、フラッシュはやめましょう。普通に眩しいですし、気が散る要因にもなるので…
写真を取るのであればフラッシュはオフにして、なおかつシャッター音にも気を配りたいですね。
同じ理由で、光が反射するようなアクセサリーや服を着ていても、プレーしている選手からは相当に目立つので、配慮するようにしましょう。
マナーを意識して気持ちよく観戦しよう
テニス観戦の時に意識したいマナーについてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
これだけマナーマナー言われるとハードルが高いように感じるかもしれませんが、実際に観戦してみるとそんなことは全くありません^^
むしろ、ポイント中はプレーの質と会場の雰囲気でしゃべる余裕なんてないはずですから…w
確かに選手ファーストではある観戦マナーですが、より楽しむためには観客の存在も必要不可欠なものなので選手と一緒に盛り上げていきたいですね!
それではまた!
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